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TABLE TENNIS · FIRST GAME GUIDE

卓球の3球目・4球目・5球目攻撃|サーブから数えるラリーの見方

「3球目攻撃が決まった」。その強打だけでも面白い。でも相手が返したとき、攻めた選手はもう一度打てる場所にいるでしょうか。サーブからの数え方を入り口に、4球目の返し方が5球目の準備を変えるところまで追います。

Sofuca ZERO編集部 · 約14分 · 公式情報確認 2026-09-13

まず、ここだけ

サーブが1球目、レシーブが2球目。シングルスでは3球目はサーバーの2回目、4球目はレシーバーの2回目、5球目はサーバーの3回目の打球です。攻撃の名前は、その球で必ず得点するという意味ではありません。

こんな場面から

同じ場所に一度弾んでも、その先の伸びが違えば、5球目を打つ準備も変わる?

実況の「3球目攻撃」から、その後のラリーも楽しみたい人に。

最初は1〜5の順番から。すでに数えられる人は「4球目の長さ」の比較へ進めます。サーバーとレシーバーがあいまいなら、先に一球の始まりを確認してください。

先に、サーブとラリーの基本を読む
このページの用語を先に確認する
3球目攻撃
サーブを1、レシーブを2と数え、その次の打球で攻めることです。 本文で読む →
サーバー側
サービスを出した選手がいる側。ダブルスでは本人と相方の二人を含みます。 本文で読む →

まず数える|両者の打球をつなげる

一つのラリーを、サーブを出すAと受けるBのシングルスで考えます。Aのサーブを1、Bのレシーブを2、その次のAを3と数えます。片方の選手だけの打球回数ではありません。ボールが台に弾んだ回数でもなく、サーブの投げ上げを別の一球として足す数え方でもありません。

図表は最初の5球が続いた仮のラリーです。先に得点やミスで終われば、それ以降の球はありません。また、試合全体で打った合計球数ではなく、次のラリーは再びサーブを1球目として始めます。まず番号と打つ人を結び付け、戦術の意味はその後に考えると整理しやすくなります。

規則・用語の根拠:ITTF 2.8(外部)

シングルスの仮例:Aがサーブ、Bがレシーブ

一つのラリーの最初の5球
球数打つ人本人の何回目?
1球目A1回目(サーブ)
2球目B1回目(レシーブ)
3球目A2回目
4球目B2回目
5球目A3回目
3球目Aの攻撃サーブの次の自分の球
4球目Bの返球ここで攻撃する展開も
5球目Aの次の球3球目の後も準備する
ZERO作成の仮例。攻撃や得点を義務付ける順番ではありません。途中でラリーが終われば以降の球はなく、次のラリーはサーブの1球目から数えます。ダブルスの打つ人の順番は別に確認します。

3球目攻撃|サーブの後の、自分の一球

日本卓球協会の用語集では、サーブを1球目、レシーブを2球目とし、サーバーの次の打球で攻めることを3球目攻撃と説明しています。サーブを打った選手が、相手から戻った球を攻撃する場面です。「自分が3回打つまで待って攻撃する」という意味ではありません。

観戦では、3球目だけを切り取らず、その前のサーブとレシーブを見ます。どの長さのサーブから、相手がどこへ返し、サーバーはどこで攻撃したかを順につなげましょう。たとえば仮の場面で短いサーブの後に長い返球が来たなら、攻撃する人の台との距離の変化も見どころになります。

サーバーが必ず3球目に強打しなければならない規則はありません。相手の返球や自分の位置によって、その球をつなぐ場面もあります。見ている側も「3球目なのに攻撃しなかった」とすぐ評価せず、どんな球が戻ってきたかを確認します。番号は場面を特定する手掛かりで、最善の選択を一つに決めるものではありません。

規則・用語の根拠:日本卓球協会「3球目攻撃」(外部)

4球目攻撃|レシーブした側の次の一球

4球目は、レシーバーの2回目の打球です。1球目のサーブを2球目で受け、その返球に対する相手の3球目が戻ってきたところを打ちます。この4球目で攻撃する場面が4球目攻撃です。レシーブそのものを攻撃した場合は2球目なので、一つ前の順番まで戻って区別します。

仮にBが2球目を短く返し、Aの3球目が長くなり、Bが4球目を攻撃したとします。Bが主導権を取ったように見えたら、最後の強打だけでなく、最初のレシーブの長さやコースを見返してみましょう。これはZEROの観戦用の仮例で、短く返せば必ず同じ展開になるという説明ではありません。

反対にAが3球目から攻めれば、Bの4球目はまず返球する場面になるかもしれません。同じ4球目でも、その前に何が来たかで見え方が違います。「サーバー側だけが攻撃する」「レシーバー側はずっと守る」という固定の役割を当てはめず、一球ごとに展開を追います。

規則・用語の根拠:日本卓球協会「4球目攻撃」(外部)

5球目|攻撃した後の備えを見る

5球目はサーバー側の3回目の打球です。3球目で攻めても相手が4球目を返せば、そこでラリーは終わらず5球目へ続きます。強打を打った選手の姿が印象に残る場面ほど、打った後にどんな構えへ戻ったかを見てみましょう。次の球へ備える動きも一つの見どころです。

ZEROの観戦の提案です。Aが3球目をドライブし、Bが4球目をブロックで返し、Aが5球目で別のコースへ送る仮例を考えます。最初の攻撃と次の攻撃の方向を比べると、単に同じ強打を繰り返したのか、相手の位置に合わせて変えたのかを観察できます。意図までは映像だけで断定しません。

5球目に備えるとは、必ず3球目を弱く打つという意味でもありません。ここで紹介しているのは練習メニューやフォームの指示ではなく、観客が見る場所を増やす提案です。得点を取った最後の球だけでなく、その前に選手が移動して打つ場所を作ったかを探してみます。

規則・用語の根拠:日本卓球協会「5球目」(外部)

同じ3球目の後でも、4球目の長さで準備が変わる

Aが3球目を打ち、Bが4球目を返したところで、二つの別の続きへ分けます。一つはA側の台上で2回弾むほど短く収まった返球。もう一つは、A側のエンドラインより先へ伸びる返球です。Aが5球目に備える場所は、この違いを無視して同じにはできません。

短い返球では、台に近づいて打つ場所を作る必要が出てきます。長く伸びて体へ向かう返球なら、球と体の距離を確保する準備が候補になります。ただし、回転・高さ・速さ・コース・Aの元の位置でも対応は変わります。「短いなら必ずこの技術、長いなら必ず強打」という練習指示ではありません。

ここで混同したくないのが、最初の着地点と、球の長さです。日本卓球協会はストップを、相手側で2バウンドするような短い球をネット近くへ送る技術と説明しています。最初にネット近くへ落ちても、その先で台の外まで伸びる球はあります。着地点だけを見て「短い」と決めず、その後の進み方と選手が打った場所も見ます。

球の長さの用語は公式資料。条件比較・位置取りの見方はZEROの仮例:日本卓球協会「ストップ①」(外部)

横から見た模式図です。左のBが4球目を返し、右のAが5球目を打つ側。2枚は別の仮例です。最初のバウンドの位置だけをそろえ、その先の伸びを比べます。

短く収まる返球

短く収まる返球 Bの4球目がネットを越え、A側で1回バウンドしたところからの比較。返さずに進んだ場合、2回目もA側の台上に落ちる仮例。Aが打つなら、その前に間に合う位置で捉える必要があります。点線はAが打たなかった場合の予測で、実際に2回弾ませてから打つ指示ではありません。 B → 4球目 A → 5球目 ネット 1回目 台上へ

返さずに進んだ場合、2回目もA側の台上に落ちる仮例。Aが打つなら、その前に間に合う位置で捉える必要があります。

次に見るところ
Aは台から離れたままか、前へ動いて打つ場所を作ったか。Bも返して終わりではなく、その次の返球へ備えているか。

台の外まで伸びる返球

台の外まで伸びる返球 Bの4球目がネットを越え、A側で1回バウンドしたところからの比較。最初は同じ位置に落ちても、次はエンドラインより先へ伸びる仮例。短い返球と決めつけて前へ詰めると、体の近くに球が来て窮屈になる場合があります。点線はAが打たなかった場合の予測で、実際に2回弾ませてから打つ指示ではありません。 B → 4球目 A → 5球目 ネット 1回目 台の先へ

最初は同じ位置に落ちても、次はエンドラインより先へ伸びる仮例。短い返球と決めつけて前へ詰めると、体の近くに球が来て窮屈になる場合があります。

次に見るところ
Aが球と体の間の距離を作れたか。高く遅い球なのか、低く速い球なのかも確かめ、長いから強打できると決めない。

実線=返ってくる球、橙丸=最初のバウンド、点線・白丸=返さなかった場合の続き。軌道・台・ネットの比率は説明用です。回転量や速さの測定図ではなく、実際のラリーの再現でもありません。通常のラリーで2回バウンドするまで待つと返球に間に合いません。

「2バウンド」と台上プレーを、もう少し詳しく →
短さの意味がつかめたら、この下でA・B両者の次の準備へ進みます。

Bの4球目は、ただ返した一球ではない

観客の目は、3球目を強く打ったAへ向きやすいものです。次はBだけを追ってみます。4球目をどこへ返し、返した後にどこへ備えたか。Aが動かされて5球目を打ったなら、Bの返球が次の場面を変えた可能性があります。得点した最後の一人だけでなく、相手に打たせる条件を変えた一球にも注目できます。

仮にBが短く返し、Aが前へ動いて5球目をつないだとしても、それだけでBが有利と断定はできません。Aが十分な高さと時間を得て攻めることも、Bが次のコースへ備えきれないこともあります。逆に長い返球でも、低く速く体に向かえばAの打ち方を制約するかもしれません。長さ一つで有利・不利を採点しないのが、この比較の大切な条件です。

映像で確かめる順番は、Bの打った瞬間、Aの移動と打点、Bの次の構え。画面の右へ動いたからフォア側、とも決めません。選手の利き手と向きがわからなければ、まず「台に近づいた」「体の前で詰まったように見える」など、見えたことを言葉にします。

ZEROの観戦提案・仮例。選手の意図や実際の戦術の断定ではありません

シングルスとダブルス|同じ側でも打つ人が違う

ITTF規則では、シングルスはサーバーとレシーバーが交互に返します。この記事のA・Bの図はこのシングルスの例です。一般のダブルスでは、サーブした人、受けた人、サーバーのパートナー、レシーバーのパートナーの順に打ちます。サーバー側の3球目でも、最初のサーブを打った本人が打つわけではありません。

ダブルスを見るときは、番号だけでなく四人の名前を並べて確認します。「サーバー側」というチームの側と、「サーバー本人」という一人を区別するのがポイントです。詳しい交代順や車いす選手を含む場合の例外まで、このシングルスの図だけで判断せず、ダブルスの解説や大会の適用規則も確認します。

規則・用語の根拠:ITTF 2.8(外部)

次の観戦で|一度に見るのは五つまで

最初は長いラリーの最後まで数える必要はありません。1球目のサーブ、2球目のレシーブ、3球目の返し方を追い、余裕があれば4・5へ進みます。途中で数え損ねても、次のラリーからやり直せます。実況で「3球目」と聞いたら、シングルスではサーバー本人、一般のダブルスではその相方へ視線を移します。種目と打つ人を結び付けるところから始めましょう。

九州カリーナの試合でも、気になる選手がサーブするラリーと、レシーブするラリーを一つずつ選んで比べてみます。何球目に攻めたかだけでなく、前の球の長さ、使った技術、攻撃後の位置取りを一つ添えて記録すると、これまでの記事で覚えた回転・コース・台上プレーの言葉がつながります。

ZEROの観戦提案・仮例

条件を確かめて、理由をたどる

具体例を一緒に読む

3球目の攻撃を返された後、誰が何をする?

この例の条件
シングルスの仮例。Aが短いサーブ、Bが長いレシーブ、Aがドライブ、Bがブロック、Aが別のコースへ返します。

  1. 1・2球目で、次に打つ条件ができる

    Aのサーブが1、Bのレシーブが2です。Bの長い返球に合わせ、Aがどこで3球目を打つ準備をしたかを見ます。

  2. 3・4球目で攻撃と対応をつなぐ

    Aのドライブが3、Bのブロックが4。3球目の攻撃が有効でも、Bが返せばラリーは続きます。

  3. 5球目はAの次の打球

    Aが再び打ちます。3球目と同じコースか、別のコースかを比べると、攻撃後の構えや位置取りを見る理由がわかります。

ここがポイント
「何球目で攻めたか」に加え、「その前に何が来て、その後どう返されたか」まで読むと一球がつながります。

条件を一つ変えると?
Bの4球目が、台の外まで伸びず短く収まったら?

Aが5球目を打つという順番は変わりませんが、打てる場所は変わります。Aは台から離れたままで間に合うか、前へ動く必要があるかを見直します。Bの次の準備も合わせて確認。短い返球が来たことだけで、Aが不利・Bが優勢と結論づけません。レットの数え方とは別の、続いているラリー内の比較です。

ITTFのラリー・打順の規定と用語集をもとにしたZEROの仮例。 根拠の資料を開く(外部)

場面から考えてみる

答えを見る前に、どの規則・どの場面かを考えてみましょう。

3球目はサーバー本人の3回目の打球?

シングルスでは2回目です。サーブ1、相手のレシーブ2、その次が3球目です。

レシーブを攻撃した場面は4球目攻撃?

レシーブは2球目です。4球目はレシーバーがそのラリーで2回目に打つ球です。

3球目で攻撃したら、その時点でラリーは終わる?

終わるとは限りません。相手が4球目を返せば、5球目へ続きます。

一般のダブルスで3球目を打つのは、サーブした本人?

サーバーのパートナーです。この記事のA・Bの図はシングルスの例なので区別します。

ネット近くに落ちた4球目は、必ず短い返球?

最初の着地点だけでは決められません。そこから台の外まで伸びることもあります。短く収まる例では返さなければ相手側で2回弾みますが、実際に2回弾ませて確認してから打つという意味ではありません。

5球目でAが失点したら、3球目の攻撃が悪かった?

失点だけでは決められません。Bの4球目がよかった、Aの準備が間に合わなかった、打つ技術でミスが出たなど、別の説明もあります。3球目の選択、4球目の返球、5球目の実行を分けて見直します。

確認した一次情報

確認日:2026-09-13。規則・技術の説明は下記資料を参照し、観戦の提案はZEROの解説として区別しています。公式資料の全文ではありません。図と仮の場面はZERO作成です。

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