FOOTBALL RULES / ADDED TIME
アディショナルタイムはどう決まる? 表示より長く続く理由を解説
掲示板に4分と出たのに、94分を過ぎても試合が続く。これは表示が終了時刻ではなく、その時点で予定する『最低限の追加時間』だからです。
30秒でわかる
第4審判が示す数字は、そのハーフで加える最低時間
交代、けが、時間を使う行為、カード、飲水、VAR、ゴール後の喜びなどで失われた時間を主審が加えます。追加時間中にさらに止まれば、その分を上乗せできます。
表示された追加時間を主審が減らすことはできません。一方、追加時間中の中断があれば増やせます。時計が数字になった瞬間に終わるわけではありません。
こんな場面から
掲示後は、追加時間中の交代や治療が何秒あったかも見ます。表示より長くなる理由を予想できます。
初めての試合で判定に迷ったら、まず一つだけ。子どもと一緒に読める言葉で、その場面をほどきます。
知らない言葉は、途中で用語集へ戻れます。まずは30秒要約と図からどうぞ。
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この記事の目次 7項目
まずここから
ルールを見る3つの手がかり
01
失われた時間
交代、けが、カード、VAR確認、ゴール後の喜び、再開の遅れなどを主審が見積もります。
02
最低時間を表示
各ハーフ終盤に、第4審判が主審の決めた最低追加時間を掲示します。
03
さらに止まれば加える
追加時間中にも治療や交代で止まれば、主審はその時間をさらに加えられます。
図でわかる
90+4分は、94:00で必ず終わるという意味ではない
90分のあとに表示される時間と、追加時間中に起きた中断を分けます。
図は判定の考え方を整理したものです。実際はプレー全体を審判が判断します。
- 1 失われた時間 交代、けが、カード、VAR確認、ゴール後の喜び、再開の遅れなどを主審が見積もります。
- 2 最低時間を表示 各ハーフ終盤に、第4審判が主審の決めた最低追加時間を掲示します。
- 3 さらに止まれば加える 追加時間中にも治療や交代で止まれば、主審はその時間をさらに加えられます。
掲示は『あと最低○分』。終了の笛を吹く時刻そのものではない。
※図はルールや役割の考え方を整理したものです。実際の判定は、プレー全体を見て審判が行います。
もっとわかる
なぜ1秒単位で掲示しないの?
競技規則は、第4審判が各ハーフ最後の1分の終わりに主審の決めた最低追加時間を示すと定めています。スタジアムの表示は終了を自動で決める時計ではありません。
主審はプレーの流れと中断を管理します。追加時間が始まってから大きなけがやVARレビューがあれば、そのぶん試合は掲示より長く続きます。
ハーフ終了時にPKを行う、またはやり直す必要がある場合は、PKが完了するまでそのハーフを延長します。
YOU ARE THE REFEREE
あなたなら、どう判定する?
読むだけで終わらず、ひとつの場面を自分で判定してみよう。
90分に『+4』と表示。92分から治療で約1分止まりました。94:00で必ず終了?
掲示された数字は『終了時刻』ではなく『最低限加える時間』。
判定できたら、似ているルールでもう1問。
交代が5人になったのはいつ?試合でやってみよう
止まった理由を自分で数えてみよう
次の練習で
5分間だけ試合を見て、交代、治療、ボールが戻らない時間をメモします。最後に合計して主審の仕事を体験しよう。
試合を見るとき
掲示後は、追加時間中の交代や治療が何秒あったかも見ます。表示より長くなる理由を予想できます。
迷ったときに
よくある疑問
90+4分なら94:00で必ず終了?
いいえ。4分は最低追加時間です。その間に新しい中断があれば、主審はさらに加えられます。
追加時間はだれが決めますか?
主審が各ハーフで失われた時間を判断し、第4審判が最低追加時間を表示します。
45分を過ぎたゴールは正式な記録になりますか?
はい。前半の追加時間に行われたプレーで、通常どおり得点として記録されます。
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公式ルール・出典
確認した一次情報
最終確認日: 2026-08-25。 この記事は公式ルールの理解を助けるやさしい解説です。実際の試合では審判の判定と大会規定が優先されます。