RIGHT-SIDE PARTNERSHIP
2番×7番の連係とは?
右サイドで、外と内を入れ替える
右サイドを二人で攻めるとき、大切なのは二人とも同じ場所へ走らないことです。7番が外なら2番は内側か後ろ、7番が内側なら2番は外側へ。ボールを失ったあとの帰り道まで二人で決めます。
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この記事が役立つ場面
内容点検 2026/9/2
こんな人に
2番・7番を任された選手、二人の距離や声かけを教えたい指導者・家族、ボールのない選手まで試合で追いたい人に向いています。
具体例を一つ
2番と7番は、外側と内側、前へ出る人と後ろに残る人を交代しながら、右サイドに二つのパス道を作ります。先に動く人だけでなく、空いた場所を見て二人目が選ぶことが連係です。
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30秒でわかる
二人の約束を一文で
2番と7番は、外側と内側、前へ出る人と後ろに残る人を交代しながら、右サイドに二つのパス道を作ります。先に動く人だけでなく、空いた場所を見て二人目が選ぶことが連係です。
TRIGGER → TWO MOVES → OUTCOME
合図を見たら、二人が違う場所へ動く
図の矢印は絶対の正解ではありません。相手の動きに応じて選べる代表例です。「いつ動くか」と「相方がどこへ行くか」をセットで追ってください。
01 / OVERLAP
7番が中へ運び、2番が外を追い越す
- 動く合図
- 7番が前を向き、相手左SBが7番と一緒に内側へ動いた瞬間。
- 2番
- 7番は急いでパスを出さず、内側へ少し運んで相手を引きつけます。
- 7番
- 2番は7番の背中側から外を追い越し、走ったまま受けられる道へ出ます。
この動きで起きること
相手は7番のドリブルと2番の外側を同時に守る必要があり、クロスか内側への突破を選べます。
02 / UNDERLAP
7番が幅を保ち、2番が内側を走る
- 動く合図
- 7番がタッチライン側で相手を引きつけ、相手SBとCBの間が開いた瞬間。
- 2番
- 7番は外でボールを持ち、相手SBを自分へ向かせます。
- 7番
- 2番は7番の外を回らず、相手SBの内側の肩を通ってゴール方向へ走ります。
この動きで起きること
7番は縦の1対1、2番への内側パス、後方への戻しを見比べられます。
03 / LOSE THE BALL
失ったら、近い人が遅らせてもう一人が帰る
- 動く合図
- 二人が右側で攻撃しているときに、パスかドリブルを奪われた瞬間。
- 2番
- ボールに近い選手は飛び込まず、相手が前へ運ぶ道をいったん狭くします。
- 7番
- もう一人は自分のゴール側へ戻り、中央と右サイドの間へ通されるパスを消します。
この動きで起きること
すぐ奪えなくても相手の速攻を遅らせ、6番とCBが守備位置へ戻る時間を作れます。
SHORT CALLS
長い説明より、三つの短い声
「外へ行く!」
2番が外を追い越す合図
次の動き:7番は内側へ運ぶか、少し待って外へパスする
「中を使う!」
2番が内側の道へ入る合図
次の動き:7番は幅を保ち、相手SBを外へ引きつける
「残る!」
どちらかが攻撃参加を控える合図
次の動き:前へ出る選手は迷わず仕掛け、残る選手は失った後を準備する
同じ言葉でもチームによって意味は違います。ここにある言葉をそのまま正解にせず、練習前に二人と指導者で意味をそろえてください。
PAIR MISTAKE → ONE REPAIR
二人とも悪いのではなく、関係を一つ直す
| 起きていること | なぜ困る? | 次の1回で直すこと |
|---|---|---|
| 二人ともタッチライン際に並ぶ | 相手一人が同じ向きで二人を見られ、内側の道も空きません。 | 後から来た選手が内側か後方へ一つずれます。 |
| 2番が毎回追い越す | 動きが読まれ、失ったときに右後方が空き続けます。 | 7番が前を向けるときだけ走り、難しければ後方で戻しを受けます。 |
| 7番が2番の走りを待たずに縦へ急ぐ | 2対1になる前に1対1を始め、二人目の価値が消えます。 | 相手を一歩引きつけ、2番の走る道ができたかを見ます。 |
| 失った瞬間に二人ともボールへ寄る | 一つのパスで二人とも置き去りになります。 | 近い人が遅らせ、遠い人は中央寄りに帰ると決めます。 |
PAIR × FORMATION
形が変わると、二人を助ける三人目が変わる
TRY TOGETHER
二人で試して、声とタイミングをそろえる
PRACTICE 01
2対1の三つの出口
- 準備
- 右サイドの細長い区画で攻撃2人対守備1人。外、内、後方の三つに通過ゲートを置きます。
- 見るポイント
- 先に走り方を決めず、守備者がどちらを消したかを見て逆を選びます。
PRACTICE 02
奪われた後の5秒
- 準備
- 2対1の攻撃が終わったら守備者が反対方向へドリブル。攻撃側は役割を替えて戻ります。
- 見るポイント
- 近い人が遅らせる、遠い人が中央へ帰る、を声に出して交代します。
試合を見るときの3テーマ
- 017番が内側へ触った瞬間、2番が歩くのか走るのかを見る。
- 022番が上がった後、右後方を6番・4番・7番の誰が守るかを見る。
- 03二人がボールへ触らなくても、相手左SBをどちらが引きつけたかを見る。
よくある疑問
役割を固定しすぎないために
オーバーラップは毎回した方がいい?
いいえ。7番が前を向けない、中央のカバーがいない、相手の速攻が強いときは後方に残る方がチームを助けます。
2番が内側へ入る動きもある?
あります。7番が外の幅を取れているとき、2番が内側でパスを受けたり、ボールを失った後の中央を守ったりできます。
7番は守備でどこまで戻る?
チームの決まりによります。少なくとも相手左SBを自由に前進させず、2番が一人で二人を見る状況を減らします。
二人とも攻撃が得意なら、二人とも前へ出てよい?
出る場面はありますが、失った後の右側を誰が守るかを先に共有します。6番や4番の位置を確認せずに同時に出るのは危険です。
小学生の試合でも使える?
使えます。最初は『一人が外なら、もう一人は中か後ろ』だけで十分です。難しい名称より、同じ場所へ重ならないことから始めます。
参考にした一次情報
2番×7番を、公式の育成・実戦分析から確認
- FIFA Training Centre — Game Insights: Using wide areas ↗
- FIFA Training Centre — Combination play in the final third ↗
- FIFA Training Centre — Movement patterns for wing play ↗
- FIFA Training Centre — Defending principles ↗
最終確認日:2026年9月2日。掲載した動きは代表例です。相手、味方、試合状況で選択は変わるため、実際の活動では指導者とチームの約束を優先してください。