ROTATIONAL DEFENCE
ローテーション守備とは? 強み・弱みと動き方を図解
相手のトス方向に合わせ、ブロック後方・ライン・クロスの担当を後衛と前衛が回転するように入れ替える守備です。公式のローテーション規則とは別の『守備システム』なので、言葉を分けて理解します。
こんな場面から
相手のトスが上がる前に誰が動き始めるか
ローテーション守備の数字の先へ。自分が動いたあとに助ける人、相手にしたとき最初に見る場所まで追います。
最初にバレーの図鑑で複数の形を見比べると、この形だけの特徴と、どの戦術にも共通する原則を分けて読めます。
6の形を見比べるあとで続きを読む
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30秒でわかる
攻撃方向へ6人が連動してずれ、ブロックの後ろと短い球まで埋める。
相手のトス方向に合わせ、ブロック後方・ライン・クロスの担当を後衛と前衛が回転するように入れ替える守備です。公式のローテーション規則とは別の『守備システム』なので、言葉を分けて理解します。
TRADE-OFFS
どこを厚くし、どこを手放すか。
フォーメーションに万能解はありません。ある場所へ人を置けば、別の場所は薄くなります。
強み
- 1ブロック後方の短い球へ人を置きやすい
- 2攻撃側へ守備人数を寄せられる
- 3前衛と後衛が一つの連動として動く
気をつける場所
- 1読みと移動が遅いと元の場所も次の場所も空く
- 2反対側への速い攻撃・フェイントに弱い
- 3誰か一人が回転しないと担当が重なる
この形を検討する場面
- フェイントとブロック後方を厚く守りたい
- 6人がトス方向を早く読んで一緒に動ける
- 相手の攻撃コースとブロック方針が共有できる
HOW IT MOVES
自分たちが使うなら、3つをそろえる。
トス方向を全員で読む
セット前に助走とセッターの体から、守備が動き始めます。
ブロック後方へ一人入る
オフブロッカーなどが短い球を拾い、後衛が残る強打コースへ回ります。
反対側も止まらない
大きなクロス、ワンタッチ、次の攻撃準備へ位置を取り直します。
ROLE CONNECTION
自分の場所より、隣との関係を見る。
- ボール側ブロック
- 閉じるコースを決め、後方守備が回る基準を作ります。
- オフブロッカー
- ネットから離れて短球やブロック後方を助けます。
- 後衛3人
- 一人ずつ同じ方向へずれ、ライン・クロス・深い球を重ならず守ります。
AGAINST THIS SHAPE
相手がローテーション守備なら、何を見る?
逆方向へ速く返す
守備が回り始めた反対へバックトスや時間差を使います。
回転の境界へ打つ
二人が動きながら受け渡す場所は、判断が遅れやすい地点です。
ブロックアウトも選ぶ
守備が内側へ寄れば、外側の手を利用できます。
REPAIR THE SHAPE
崩れたら、並び直す前に原因を見る。
| 見える問題 | 最初の修正 |
|---|---|
| 二人が同じ球へ行く | トス方向ごとの担当を6人の矢印で一枚にし、声の優先を決める。 |
| 反対側が空く | 全員がボールへ寄らず、最後の一人は大きなクロスと弾き球へ残る。 |
| 移動中に打たれる | トスが上がってからでなく、相手セッターへ1本目が入る間に準備する。 |
PRACTICE / WATCH
次の練習と試合で、一つ確かめる。
練習メニュー
トス前で映像を止める
相手の1本目まで見せて映像を止め、6人が次の位置を指します。その後を再生し、結果ではなく予測根拠を言葉にします。
- 01相手のトスが上がる前に誰が動き始めるか
- 02オフブロッカーがネットから離れる距離
- 036人のうち反対側へ最後に残る選手
COMPARE NEXT
似た形と見比べる。
FAQ
よくある疑問
ローテーション守備の場所を覚えれば使えますか?
場所は出発点です。攻撃方向へ6人が連動してずれ、ブロックの後ろと短い球まで埋める。という関係を全員で共有し、ボールと相手が動いた後に役割を交換できて初めて機能します。
この図どおりに並ばないチームは間違いですか?
いいえ。図は代表的な基準です。選手の特徴、相手、試合状況、年代、大会規定で開始位置や呼び方は変わります。記事では変わっても残る原則を中心に説明しています。
子どものチームでもそのまま使えますか?
人数、コート・フィールドの大きさ、大会規定が違う場合があります。形をコピーするより、幅、支援、空いた場所を助けるという一つの原則から練習してください。
SOURCES / REVIEW
確認した公式資料
戦術の呼び方はチームや地域で異なります。規則と原則は競技団体の資料、個別の形は一般的な指導上の用法として区別しました。
- FIVB Coaches Manual Level II ↗
FIVB
4-2、5-1、6-2の攻撃システムと役割の定義を確認。
- Basic Rules ↗
FIVB
6人制、ローテーション、前衛・後衛、専門ポジションの基本を確認。