PERIMETER DEFENCE
ペリメーター守備とは? 強み・弱みと動き方を図解
後衛がコートの外周寄りへ構え、強打の深いコースを拾うペリメーター守備。ブロックで消したコースと、前に落とされやすい場所を理解しないと、ただ後ろへ下がるだけになります。
こんな場面から
ブロックの位置と後衛の立ち位置が一本の設計になっているか
ペリメーター守備の数字の先へ。自分が動いたあとに助ける人、相手にしたとき最初に見る場所まで追います。
最初にバレーの図鑑で複数の形を見比べると、この形だけの特徴と、どの戦術にも共通する原則を分けて読めます。
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30秒でわかる
ブロックの外と深い強打へ後衛を置き、前の軟打は前衛と読みで補う。
後衛がコートの外周寄りへ構え、強打の深いコースを拾うペリメーター守備。ブロックで消したコースと、前に落とされやすい場所を理解しないと、ただ後ろへ下がるだけになります。
TRADE-OFFS
どこを厚くし、どこを手放すか。
フォーメーションに万能解はありません。ある場所へ人を置けば、別の場所は薄くなります。
強み
- 1強いクロス・ラインの深い打球へ反応しやすい
- 2コート外への弾き球も追いやすい
- 3ブロックと後衛の担当を線で分けやすい
気をつける場所
- 1ブロック後方とコート中央前が空きやすい
- 2フェイントとロールショットに前後へ揺さぶられる
- 3後衛が下がりすぎると短球へ届かない
この形を検討する場面
- 相手の強打が深いコースへ多い
- ブロックで一部コースを明確に消せる
- 前衛が軟打を助ける約束を持てる
HOW IT MOVES
自分たちが使うなら、3つをそろえる。
ブロックで道を一つ消す
後衛はブロックが止める場所ではなく、残る強打コースへ立ちます。
外周は点ではなく弧
打者の助走と肩の向きに合わせ、後衛が少しずつ前後左右へ調整します。
前の球は全員で声
前衛のオフブロッカーと後衛が、短球の優先を早く伝えます。
ROLE CONNECTION
自分の場所より、隣との関係を見る。
- ブロッカー
- 手の向きと閉じるコースを後衛へ共有し、ワンタッチも狙います。
- 左右後衛
- ブロック外の強打とライン・クロスを、打者ごとに調整します。
- 中央後衛
- 深い中央、ブロックの間を抜ける球、弾かれた球を支えます。
AGAINST THIS SHAPE
相手がペリメーター守備なら、何を見る?
守備中央前へ落とす
後衛が深ければ、フェイントやロールで前後差を使います。
ブロックを利用する
外へ打ち切るだけでなく、手に当ててコート外へ出す選択があります。
同じ助走から打ち分ける
強打と軟打のフォーム差を小さくし、守備の開始を遅らせます。
REPAIR THE SHAPE
崩れたら、並び直す前に原因を見る。
| 見える問題 | 最初の修正 |
|---|---|
| 短球が落ち続ける | オフブロッカーを一歩前へ、中央後衛を一歩浅くするなど一か所だけ直す。 |
| ブロック横を抜かれる | 後衛を動かす前に、ブロックの基準コースと手の向きを確認する。 |
| 弾いた球がつながらない | ディグの人以外が2本目・カバーへ動く開始を早める。 |
PRACTICE / WATCH
次の練習と試合で、一つ確かめる。
練習メニュー
強打7・軟打3で読む
打者は同じ助走から強打7割、軟打3割。守備は拾った数だけでなく、ブロックとの約束どおりの場所へ最初の一歩を出せたかを記録します。
- 01ブロックの位置と後衛の立ち位置が一本の設計になっているか
- 02打者が変わるたび左右後衛の深さが変わるか
- 03フェイントで前へ入るのが前衛か後衛か
COMPARE NEXT
似た形と見比べる。
FAQ
よくある疑問
ペリメーター守備の場所を覚えれば使えますか?
場所は出発点です。ブロックの外と深い強打へ後衛を置き、前の軟打は前衛と読みで補う。という関係を全員で共有し、ボールと相手が動いた後に役割を交換できて初めて機能します。
この図どおりに並ばないチームは間違いですか?
いいえ。図は代表的な基準です。選手の特徴、相手、試合状況、年代、大会規定で開始位置や呼び方は変わります。記事では変わっても残る原則を中心に説明しています。
子どものチームでもそのまま使えますか?
人数、コート・フィールドの大きさ、大会規定が違う場合があります。形をコピーするより、幅、支援、空いた場所を助けるという一つの原則から練習してください。
SOURCES / REVIEW
確認した公式資料
戦術の呼び方はチームや地域で異なります。規則と原則は競技団体の資料、個別の形は一般的な指導上の用法として区別しました。
- FIVB Coaches Manual Level II ↗
FIVB
4-2、5-1、6-2の攻撃システムと役割の定義を確認。
- Basic Rules ↗
FIVB
6人制、ローテーション、前衛・後衛、専門ポジションの基本を確認。