BLITZ DEFENCE
ブリッツディフェンスとは? 強み・弱みと動き方を図解
守備線が速く前へ出て、攻撃の時間とパス幅を奪うブリッツ。勢いだけでは成立しません。全員の出るタイミング、内側のつながり、外と裏のカバーがそろうほど強くなります。
こんな場面から
誰の合図で守備線が前へ出るか
ブリッツディフェンスの数字の先へ。自分が動いたあとに助ける人、相手にしたとき最初に見る場所まで追います。
最初にラグビーの図鑑で複数の形を見比べると、この形だけの特徴と、どの戦術にも共通する原則を分けて読めます。
5の形を見比べるあとで続きを読む
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30秒でわかる
全員で前へ圧力をかけ、攻撃が判断する前に使える時間と空間を削る。
守備線が速く前へ出て、攻撃の時間とパス幅を奪うブリッツ。勢いだけでは成立しません。全員の出るタイミング、内側のつながり、外と裏のカバーがそろうほど強くなります。
TRADE-OFFS
どこを厚くし、どこを手放すか。
フォーメーションに万能解はありません。ある場所へ人を置けば、別の場所は薄くなります。
強み
- 1攻撃をゲインラインより後ろで止めやすい
- 2長いパスを難しくしミスを誘う
- 3ボール保持者を孤立させる機会を作る
気をつける場所
- 1一人が遅れると大きなギャップになる
- 2外側と守備線の裏へ空間を渡す
- 3キックや短いパスで最初の線を越えられる
この形を検討する場面
- 相手のパスと判断時間を短くしたい
- 守備線が早く横一列へ再配置できる
- 裏のキックと外側をカバーする約束がある
HOW IT MOVES
自分たちが使うなら、3つをそろえる。
横一線を作ってから出る
ばらばらに飛び出さず、内側の合図で同時に前へ進みます。
内側との接続を切らない
外へ相手を追いながら、隣との間へパス・ランを通しません。
裏を必ず残す
FBや外側選手がチップキックとラインブレイク後をカバーします。
ROLE CONNECTION
自分の場所より、隣との関係を見る。
- 内側守備
- 出るタイミングを作り、ボール保持者の戻り道を閉じます。
- 外側守備
- 内側と同じ速度で出つつ、大外を完全には捨てません。
- 後方カバー
- 守備線の裏、キック、抜かれた後の二人目を守ります。
AGAINST THIS SHAPE
相手がブリッツディフェンスなら、何を見る?
守備の裏へ落とす
全員が速く上がる背後へ短いキックを使う選択があります。
深い位置から短くつなぐ
最初の走者をおとりにし、内側の短いパスで飛び出しの脇を狙います。
大外へ早く運ぶ
パス速度と深さがあれば、外側守備の人数不足を作れます。
REPAIR THE SHAPE
崩れたら、並び直す前に原因を見る。
| 見える問題 | 最初の修正 |
|---|---|
| 一人だけ飛び出す | 最も速い人ではなく最も遅い隣に合わせ、線として出る。 |
| 外を簡単に抜かれる | 外側の一人は角度を浅くし、内から来る援軍まで時間を買う。 |
| 裏へ蹴られる | 後方カバーの開始位置を深くし、前の守備がキッカーへ圧力をかける。 |
PRACTICE / WATCH
次の練習と試合で、一つ確かめる。
練習メニュー
合図を隠した5対5
守備側だけがドリフトかブリッツの合図を受け、攻撃は動きから見抜きます。守備は出る速度より横の接続、攻撃は見抜いた後の選択を評価します。
- 01誰の合図で守備線が前へ出るか
- 02一番外側の守備者だけ角度が違うか
- 03FBが前へ参加する時と裏へ残る時
COMPARE NEXT
似た形と見比べる。
FAQ
よくある疑問
ブリッツディフェンスの場所を覚えれば使えますか?
場所は出発点です。全員で前へ圧力をかけ、攻撃が判断する前に使える時間と空間を削る。という関係を全員で共有し、ボールと相手が動いた後に役割を交換できて初めて機能します。
この図どおりに並ばないチームは間違いですか?
いいえ。図は代表的な基準です。選手の特徴、相手、試合状況、年代、大会規定で開始位置や呼び方は変わります。記事では変わっても残る原則を中心に説明しています。
子どものチームでもそのまま使えますか?
人数、コート・フィールドの大きさ、大会規定が違う場合があります。形をコピーするより、幅、支援、空いた場所を助けるという一つの原則から練習してください。
SOURCES / REVIEW
確認した公式資料
戦術の呼び方はチームや地域で異なります。規則と原則は競技団体の資料、個別の形は一般的な指導上の用法として区別しました。
- Running in defence ↗
World Rugby Passport
守備線の幅、ミスマッチ、再配置、コミュニケーションを確認。
- Drift, Cover or Blitz Touch Rugby ↗
World Rugby
ドリフト、カバー、ブリッツの違いと、守備間隔を保つ練習を確認。
- The Principles of Attack and Defence ↗
World Rugby Passport
前進、継続、幅と奥行き、守備が時間と空間を奪うという原則を確認。