FOOTBALL SKILLS / SCANNING
「周りを見て!」ってどういうこと?
いつ・何を見る?
ずっと顔を上げたままプレーすることではありません。ボールが来る前に短く振り向いて、次のプレーに必要な情報を集めることです。
30秒でわかる
「ボール・相手・味方と空いている場所」を見る
味方がパスを出す前に肩越しにちらっと見る。近くの相手、次に使える味方や場所を確認し、ボールが来たら目を戻します。
先に見ておくと、「前を向く」「味方へ返す」「ボールを守る」を、受ける前から準備できます。
図でわかる
見る → 決める → ボールを受ける
ボールが来る直前まで後ろを見続けるのではなく、安全な瞬間に短く確認します。
1
味方が準備した
味方が顔を上げたら、パスが来るかもしれない合図。
2
肩越しにちらっ
近い相手と、次に使える場所を短く確認。
3
ボールへ戻す
届くときはボールをよく見て、最初のタッチを決めます。
まずここから
最初は3つだけ探そう
いちばん先に
近くの相手
右から来る? 左から来る? 近いなら、ボールを守る準備をします。
次に
味方
前・横・後ろのどこにいる? 困ったときに返せる味方も見つけます。
進めそうなら
空いている場所
相手のいない前方や横。最初のタッチで進める道を探します。
もっとわかる
少し横向きになると、二つを見やすい
ボールに胸を正面から向けると、背中側が見えにくくなります。肩と体を少し横向きにすると、ボールと前方を同時に見やすくなり、前へ運ぶタッチも準備できます。
ただし、相手がすぐ近くにいるときは体を入れて守る受け方も必要です。いつも同じ向きが正解ではありません。
今日やってみよう
後ろの色を当てるパス練習
- 1.パスを受ける人の後ろに、色の違うコーンを2つ置く。
- 2.出す人か指導者が、どちらか一つを指す。
- 3.受ける人はボールが来る前に振り向き、色を言ってからコントロールする。
最初はゆっくりしたパスと十分な間隔で行います。人やボールとぶつからない広さを取り、指導者と安全を確かめよう。
試合を見るコツ
パスが来る前の首の動きを見る
中盤の選手を一人選ぶ
ボールが近づく前に、何回左右や後ろを見ているか数えてみよう。
最初のタッチを見る
見た方向と、ボールを動かした方向は同じ? 見ることと次のプレーのつながりがわかります。
よくある疑問
「いつ」と「一つ」を決める
いつ見ればいい?
味方がパスを出す準備をしているときや、ボールが自分へ向かう前に短く確認し、届くときはボールへ目を戻します。
何を見ればいい?
まず近い相手、次に味方と空いている場所。慣れるまでは一つ見つければ十分です。
ボールを見ないと失敗しない?
周りを見るのは短い確認です。ボールが届くときは目を戻し、最初はゆっくりしたパスで練習しよう。
次に学ぶ
見つけた場所へ動く
ZEROで実際に見てみよう
試合の記録へ
参考にした公式資料
受ける前に見る考え方
- FIFA Training Centre — Aitana Bonmatí: The art of scanning ↗
- FIFA Training Centre — Playing and receiving in-between opponents ↗
- JFA トレーニング例「周りを観ながらパス・アンド・ムーブ」 ↗
最終確認日: 2026年8月20日。この記事は公式指導資料の考え方を、初めて学ぶ子ども向けに言い換えたものです。安全な広さと速さで練習してください。