ACLはどう変わった? 旧ACLからACL Elite・ACL Twoまでをやさしく整理
2023/24までのACLと、2024/25からのACL Elite・ACL Twoは、名前以外に何が変わったのか。
3層
2024/25から始まったAFC男子クラブ大会の新体系
読む前に、ここだけ
この記事が役立つ場面
内容点検 2026/8/28
こんな人に
昔のACLと今のACLEの違いを知りたい人、Jクラブのアジア戦を初めて追う人に向いています。
具体例を一つ
2023/24の横浜FM対アル・アインは旧ACL、2024/25の川崎対アル・アハリは新しいACL Elite。同じアジア最上位でも勝ち上がり方が違います。
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記録からわかること
2023/24まで、アジア最上位の大会はAFCチャンピオンズリーグという1本の大会でした。2024/25から男子クラブ大会は、最上位のACL Elite、第2層のACL Two、第3層のAFC Challenge Leagueという3層制へ再編。ACL Eliteでは従来の4クラブ総当たりグループがなくなり、東西12クラブのリーグで各クラブが異なる8クラブと戦います。昔の『ACL』と今の『ACLE』は、単なる改名ではありません。
読み方
- 旧ACLの最終年度は2023/24。アル・アインが初年度と最終年度の王者になった
- 2024/25から最上位はACL Elite、第2層はACL Two、第3層はChallenge League
- ACL Eliteは4クラブのグループ総当たりではなく、東西12クラブのリーグで異なる8相手と対戦する
数字をもう一歩読む
40→24
最上位本大会のクラブ数
旧ACL最終年度の40クラブから、ACL Eliteは東西12ずつの24クラブになりました。
6→8試合
序盤に1クラブが戦う試合数
旧ACLは同じ組の3相手とホーム&アウェイ6試合。ACL Eliteは異なる8相手と8試合です。
8クラブ
集中開催のFinals
ACL Eliteは東西のラウンド16を勝った8クラブが集まり、準々決勝から1試合制で王者を決めます。
この数字から見えてくること
旧ACLは、初代王者が最後の王者にもなった
2002/03に始まった旧ACLの初代王者はUAEのアル・アインでした。21大会目の2023/24、アル・アインは横浜F・マリノスとの決勝第1戦を1-2で落としながら、本拠地の第2戦を5-1で逆転。初年度と最終年度を同じクラブが制しました。
その最後の大会では、J2のヴァンフォーレ甲府が2部クラブとして初めてラウンド16へ進出。大会方式の記憶は、優勝クラブだけでなく、普段とは違う場所へたどり着いたクラブの物語にも残ります。
『グループ』から『リーグ』へ変わった意味
旧ACLでは4クラブの組に入り、同じ3相手と2回ずつ戦いました。ACL Eliteでは東西12クラブの大きなリーグに入り、組み合わせられた異なる8相手と1回ずつ戦います。順位表は共通ですが、全クラブが同じ相手と戦う総当たりではありません。
そのため試合を見るときは、現在順位だけでなく、残りの相手、ホームとアウェイの数、8位までとの勝点差を一緒に見ると現在地をつかみやすくなります。
ACL Twoは『敗者のACL』ではない
ACL Twoは2024/25に始まった第2層の独立大会です。初年度は32クラブが参加し、4クラブのグループから東西の決勝トーナメントへ進みました。どの大会へ出るかは各国・地域の出場枠と国内成績などで決まります。
ニュースで『ACL』とだけ書かれていたら、年度と正式名称を確認するのが近道です。2023/24までは旧ACL、2024/25以降はACL EliteかACL Twoかを見分けると、相手と勝ち上がり条件を誤解しません。
データで確かめる
| 時期 | 最上位 | 第2層 | 第3層 | 読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 〜2023/24 | AFCチャンピオンズリーグ | AFCカップ | — | 旧ACLは1本の最上位大会 |
| 2024/25〜 | ACL Elite | ACL Two | Challenge League | 出場枠に応じた3層制 |
ZEROによる計算: 大会名称、参加数、序盤の試合数、勝ち上がり条件はAFCの大会規則・公式発表を比較。年度ごとに方式が異なるため、旧ACLの説明は最終年度2023/24を基準にしています。
旧ACL最終年度とACL Elite初年度の大会方式
| 比べる点 | 旧ACL 2023/24 | ACL Elite 2024/25〜 |
|---|---|---|
| 本大会の規模 | 40クラブ | 24クラブ(東西12ずつ) |
| 序盤 | 4クラブ×10組のホーム&アウェイ | 各クラブが異なる8相手と4試合ずつホーム・アウェイ |
| 16強への道 | 各組1位+東西の2位上位3クラブ | 東西リーグの各上位8クラブ |
| ラウンド16 | 東西内のホーム&アウェイ | 東西内のホーム&アウェイ |
| 準々決勝以降 | 決勝までホーム&アウェイ | 8クラブが集中開催・1試合制 |
ZEROで読める制度変更前後の年度
| 年度 | 大会 | 日本勢の物語 | 優勝 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 旧ACL | 名古屋が8強。集中開催で東西の決勝進出を決定 | アル・ヒラル |
| 2022 | 旧ACL | 浦和が3度目のアジア制覇 | 浦和レッズ |
| 2023/24 | 旧ACL・最終年度 | J2甲府が16強、横浜FMが準優勝 | アル・アイン |
| 2024/25 | ACL Elite・初年度 | 川崎が準優勝 | アル・アハリ |
FROM STORY TO RECORD
記事の数字を、実際の記録で見る
記事で気になった競技・チーム・年度を、ZEROの記録ページでさらに確かめられます。
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