BASEBALL RULES / FORCE & TAG
フォースアウトとタッチアウトは何が違う? 塁を踏むだけでよい場面を図解
同じように走者をアウトにするプレーでも、塁を踏むだけでよいときと、ボールを持ったグラブで走者に触らないといけないときがあります。違いは、走者が元の塁へ戻れるかです。
30秒でわかる
次の塁へ進まなければならない走者は、塁を先に取られるとアウト
打者が走者になり、後ろから押し出されて元の塁へ戻れない状態がフォースです。守備はボールを持って次の塁に先に触れればアウトにできます。戻れる走者には、基本的にタッチが必要です。
フォースの状態は、後ろの走者がアウトになるなどして途中で消えることがあります。プレーの途中でも『戻れるか』が変わります。
まずここから
3つを順番に見よう
1
後ろを見る
打者走者が一塁へ来るので、一塁走者は元の一塁に残れません。二塁へ進む義務ができます。
2
塁へ送る
守備がボールを持って二塁へ先に触れると、一塁走者はフォースアウトです。走者へのタッチは不要です。
3
戻れるならタッチ
二塁打などで一塁走者が二塁を越えたあとなら、戻れる塁があります。その走者をアウトにするには基本的にタッチします。
図でわかる
走者は戻れる? それとも押し出される?
一塁に走者がいる場面から、打者が打った直後を順に見ます。
- 1 後ろを見る 打者走者が一塁へ来るので、一塁走者は元の一塁に残れません。二塁へ進む義務ができます。
- 2 塁へ送る 守備がボールを持って二塁へ先に触れると、一塁走者はフォースアウトです。走者へのタッチは不要です。
- 3 戻れるならタッチ 二塁打などで一塁走者が二塁を越えたあとなら、戻れる塁があります。その走者をアウトにするには基本的にタッチします。
元の塁へ戻れないなら塁へ送る。戻れるなら走者へタッチ、と考えよう。
※図はルールや役割の考え方を整理したものです。実際の判定は、プレー全体を見て審判が行います。
もっとわかる
フォースはプレーの途中で消えることがある
一塁走者がいる場面で打者走者が先にアウトになると、一塁走者を押し出す選手がいなくなります。一塁走者は一塁へ戻れるため、その後は走者か塁へのタッチが必要な場面へ変わります。
満塁では、すべての走者が後ろから押し出されています。ホームを含む各塁でフォースアウトを取れますが、後ろの走者が先にアウトになると状況が変わるので順番が大切です。
試合でやってみよう
打つ前に『走者はどこ?』を確認しよう
次の練習で
ノックの前に走者のいる塁を見て、打球が来たらどの塁へ投げればフォースアウトを取れるか声に出します。
試合を見るとき
ダブルプレーでは、最初のアウトでフォースがどう変わるかを見よう。二塁手や遊撃手が塁に触れてから一塁へ送る理由がわかります。
よくある疑問
ここも覚えておこう
塁を踏めば、いつでも走者はアウト?
いいえ。フォースの状態や飛球後のアピールなど、規則上その塁へ触れる意味があるときだけです。通常は走者へのタッチが必要です。
満塁ならホームでも塁を踏むだけ?
打者が打って走者全員に進塁義務がある間は、捕手がボールを持って本塁へ先に触れれば三塁走者をフォースアウトにできます。
フォースアウトも得点より先でないとだめ?
第3アウトが打者走者の一塁到達前のアウトやフォースアウトなら、そのプレー中の得点は認められません。
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公式ルール・出典
確認した一次情報
最終確認日: 2026-08-23。この記事は公式ルールの理解を助けるやさしい解説です。実際の試合では審判の判定と大会規定が優先されます。